コネクタ
 コネクタとは・・・ コネクタは、ばねによる接触でできている部品で、基板間又は電子機器間を接続する部品です。
構造はいたって簡単ですが、種類が多く、選択を誤ったり、使い方が悪いと不良の原因になりかねません。
狭ピッチコネクタ ● 光ファイバコネクタ
● 基盤実装用コネクタ
● ハーフピッチコネクタ
● 多極丸型・角型コネクタ ● ワンタッチ接続コネクタ
● カード用コネクタ
● フラットケーブルコネクタ
● 短絡コネクタ
● 同軸コネクタ
● MIL規格対応コネクタ
● かん合コネクタ
 
狭ピッチコネクタ
電子機器の小型化に伴う架内配線その他の高密度、多芯数接続のニーズに対応するため、設計された小型高密度コネクタです。
 
ハーフピッチコネクタ
OA機器、通信機器などのダウンサインジング化に対応するため低背形に開発したシールドタイプのインターフェース用ハーフピッチコネクタです。
 
カード用コネクタ
JEIDA(日本電子工業振興協会)、米国PCMCIA(Personal Computer Memory Card international Association)に準拠して開発されたコンタクトピッチ小型高密度PCカード側ソケットコネクタ及びPCカードスロット側ピンコネクタです。
 
同軸コネクタ
マイクロ波帯用の標準的なコネクタとして広く用いられている“SMA”コネクタに準拠する、ネジカップリングタイプの耐久性の優れた同軸コネクタで、衛生通信、レーダーなどマイクロ波帯で使用される機器に最適です。特にFLA-Hシリーズの中にはDC〜26.5GHz迄使用可能のものもありますのでぜひご使用ください。
 
光ファイバ
電気信号を発光素子で光信号に変換し、光ファイバで伝送し、再び受光素子で電気信号に変換します。光通信システムを構成する技術として、光変調技術、光ファイバ接続技術、光回路技術などがあります。現在、光通信システムは公衆通信をはじめ、コンピュータ間(LAN、FA、OA)、移動体内伝送、CATV等広範囲で使用されています。
 
多極丸型・角型
電子機器、通信機器などデータ端末機器用として開発されたものです。抜群の信頼性を有する平型端子方式を採用しており、経済性を主眼にしております。
 
フラットケーブル
【ケーブル←→ケーブル接続】
用途別では機器内部の基板間やパネル間の中継用、機器外部との接続用など防水、防滴、防塵対策を施した屋外用などがあります。他のコネクタに比べて電流容量の大きい所に使用される場合が多いです。
 
【ボード←→ケーブル接続】
作業効率が良く、同一ケーブルに何個ものコネクタを付ける事が出来るという利点があります。
 
MIL規格対応
【MIL規格】 米国の陸海空軍関係の仕様書改善による、より経済的な調達、軍補給系統よりの不必要な品目の削減、標準品目、設計、手法により能率及び信頼性を高める事などを目的としている。
上記のMIL規格に基づいて開発されたコネクタです。規格品との互換性が確立されています。適合コネクタは、従来のコンネクタがそのまま使用できます。
 
基盤実装用
基板がお互いに水平になるストレート・アングルと基板同士が直角になるライト・アングルタイプがあります。
【カード・エッジ・コネクタ】 基板のエッジ部分のパッド(パターン)おオスとし、これに直接接続するようにしたメス・コネクタで、直接型コネクタまたはワンピース・コネクタとも呼ばれており、ゲーム・ソフト用ROMカードなどに多く使用されています。
FPCコネクタ
【ツーピース・コネクタ】 基板側もコネクタにして、オスとメスのペアで使用します。多信号化によってカード・エッジ・コネクタに取ってかわって主流になっており、寸法を小さくしたロープロ・ファイルや、ハーフピッチ・タイプ(1.27o)が機器の小型化にあわせて多く使用されてきています。
【DINコネクタ】 DIN41612規格にもとずいたコネクタで、VMEバスやマルチ・バスなどのカード・エッジ・コネクタに使用されています。マザーボード側に使われるものでは、ハンダ付けを行わず基板に圧入するだけのプレス・フィット型が主流です。この他に、DINコネクタは丸形のものもあり、ラジオ系統やモニタ・ディスプレイ端子などで使われています。
 
ワンタッチ接続コネクタ
現場配線作業の省力化に役立つ接続部品
 
短絡コネクタ
短絡ソケットを用いて回路の短絡パターンを自由に変化させる事ができる。
 
かん合コネクタ
基板などのかん合に用いるコネクタです。