トンネリング機能
トンネリングとは?
トンネリングはOPCサーバとOPCクライアント間のデータをネットワーク上で通信します。 TCP/IP通信によりMicrosoftのDCOM問題を回避できます。
DCOMの問題点:
DCOMとはOPCサーバとクライアントがネットワーク上で通信する際に使用されるMicrosoftネットワークプロトコルです。 DCOMは以下のような問題点があります。
- DCOM設定は複雑であり、経験豊富なユーザ方でもネットワーク上のDCOM設定は容易でなく設定に時間がかかります。
- インテグレーターがDCOM問題を回避するために全てのコンピュータの設定に幅広いアクセス方法をとる場合よ くあります。しかし、製造の設定ではサーバとクラインアンとに同じログイン許可を与えていないので、これによ りDCOMはネットワークの安全性を低下させています。
- DCOM接続に障害が起きた際に、接続した両サイドが問題を認知する前に、長時間のタイムアウトによって 遅れが生じることになります。このタイムアウトの現象により作業の停止が発生します。
- DCOMネットワークでのハッカーやウィルスに攻撃されやすい重大なセキュリティー欠点が明らかになっています。 インターネットや他リンクによって外部の企業とネットワーク通信をしている企業にとって深刻な問題となっています。
Cogent DataHub トンネリング機能の利点
Cogent DataHubは安全性あるSSLネットワークを提供することで、DCOMに関連する問題を完全に回避することが出来ます。
- Cogent DataHubはネットワーク通信のデータをトンネリング機能により、SSLネットワーク接続を提供しています。
- トンネリング機能の接続は容易に設定できます。コンピュータ上のWindows許可を変更する必要もありません。
- Cogent DataHubは独自のハートビートとタイムアウトで実装されているので、ネットワーク切断でも 自動的に再接続及即座の応答を提供できます。
- インターネット接続又は外部企業のファイアーウォールにも 安全なSSLネットワークによって信頼できる通信を確保できます。
- Cogent DataHubと多様プラットフォーム間(Windows NT、 2000、 XP、2003 と Vista)をネットワークで通信できます。
- Cogent DataHubは、パスワード方式でトンネリング機能に更に強化したセキュリティーを提供できます。
アドバンス OPC トンネリングとは?
Cogent DataHubはトンネリング・アドバンス機能を搭載:
- Windows と Linux/QNXアプリケーションからOPCデータをネットワーク通信が可能です。
- スクリプト言語により、イベントや値変更にカスタムコードを追加するだけでOPCアプリケーションをカスタム化できます。
- 完全な読み込み書き込みのエクセルサポートによって、リアルタイムデータをエクセルで分析し精確なレポートを作成できます。
- Cogent DataHubはアグリゲーション機能により、複数OPCサーバ通信を一元化して、現場全体のデータを統合します。
- 先端Webテクノロジー2.0 をサポートすることで、製造現場の監視やコントロール情報をパワフルなWebアプリケーションで生成することが可能になります。
- ODBCデータベースへのアクセスに読み込み書き込みが可能になり、 SQL/Access/Oracleへのログができ、OPCアプリケーションにデータベースの情報を総合できます。
詳細
Cogent DataHub は Cogent Real-Time Systems社の登録商標です。